首都圏青年ユニオン
ニュースレター
第10号 2001年12月28日(金)発行
発行:首都圏青年ユニオン執行委員会
03−5395−5359
E-mail seinen@mx10.freecom.ne.jp
http://isweb39.infoseek.co.jp/business/seinen-u/
大手教育チェーンの争議解決!!
〜〜指導レポート代の遡及支払いを勝ち取る!!
このニュースレターでも第2号からお伝えしてきた、大手教育チェーンにおける不払い労働その他の問題で、12月6日、団体交渉がおこなわれました。ここで、長い間交渉してきた指導レポート代について、1枚あたり150円という会社側が提示してきた額で妥結しました。この問題で、先頭に立って頑張ってきた組合員のSさんは、「何はともあれ不払いの実態を認めさせ手当てを勝ち取った意義は大きいと思います」と語っていました。また、初めて団体交渉に参加した執行部のMさんは、「名取委員長などの素晴らしい交渉力を見て安心しました。そして、一人じゃ会社と交渉なんて難しいけど、皆で協力すれば出来ると実感しました!ユニオンって頼りになりますね!」という感想を送ってくれました。
さらに12月18日、指導レポート代の遡及適用が確定しました。授業後に作成しなければならない「指導レポート」について作成手当を1件につき150円、請求をかけている人(組合員)には請求した月にさかのぼって支払うことについて、会社より電話通知があったのです。
今後は、同教育チェーンで講師をしている多くの人たちに組合に加入してもらうことが重要な課題になってきます。なにはともあれ、Sさんを先頭に長い間頑張ってきたかいがありました。中にいる組合員は一人でも、ユニオンと共に声をあげて頑張れば、ここまで大きな成果を勝ち取れるということが証明されたと思います。本当にお疲れさまでした!
K病院の不当解雇事件で都労委の斡旋が成立、解決へ!!
9月に発生したK病院の夜間事務への不当解雇事件で、12月19日、東京都労働委員会の斡旋交渉が行われ、病院側が解決金を支払うことで斡旋が成立しました。この事件は夏にユニオンに相談があってから、10月初頭以来繰り返し都労委斡旋と団体交渉を行ってきましたが、これで解決することになりました。
この事件では、経営側による、アルバイトなど非正規労働者への不当な差別、侮辱、そして解雇など一連の行為が多くの組合員の怒りを呼びました。正当な権利を主張した労働者に首切りで答えた病院に対し、ユニオンは斡旋や団体交渉の席でその不当性を徹底的に追及しました。今回の解決は、基本的には私たちの訴えが認められ、病院側が事件の解決のために解決金を支払うことになったものです。
詳しくは次号でお伝えしますが、当事者のみなさんお疲れさまでした!
11月交流会「人らしく生きよう〜国労冬物語」鑑賞会
11月の青年ユニオン交流会は「人らしく生きよう〜国労冬物語り」の鑑賞会と交流会でした。
13名ほどの参加で、BOX東中野で映画を鑑賞したあと、近くの店で国労闘争団の方々や、映画を制作したビデオプレスの方々と交流会を行いました。
映画では、国鉄の分割民営化の中で、国労組合員がどんな思いで闘ってきたか、JR採用差別を受け闘争団やその家族がどんな苦しみの中で闘い、生き抜いてきたのかが、刻銘に描かれていました。先日の国労大会で、遂に執行部が「JRに法的責任無し」の4党合意を受け入れてしまおうとしたとき、涙ながらに訴える闘争団の家族の言葉に、結局彼らが守り育ててきたものは組織でも金でもなく、国家や企業の権力に屈することなく映画の題名どおり「人間らしく生きる」ことだったんだ、という強烈なメッセージが感じ取れました。
あのぶっきらぼうな名取委員長が「何度も涙がぼろぼろと出そうになりました」というくらい、労働組合の中で頑張っている私たちには、涙無しには見られないものでした。
交流会では、一転してにぎやかな空気の中で、闘争団や制作者の方々と大いに交流しました。映画の中に映し出されていた人たちと、直に膝を交えて話を聞くことができたのはとても貴重な体験でした。特に、4党合意受けいれの続開大会で実際の会場の雰囲気がどうだったか、映画で出ていた場面を実際に会場にいた他の闘争団の人たちはどんな思いで見ていたのか、など生々しく語っていただきました。また、闘争団の方々が、あの大会以降どのような闘いをしているのか、生活はどうしているのかなど、様々な質問が出されていました。闘争団の方々は、「私たちの闘いにこんなに多くの若い人たちが共感してくれて嬉しい」と喜んでくれました。これからも闘争団の方々とは交流を続け、労働運動の「大先輩」である彼らから、多くのことを学んでいきたいと思います。
12月交流会 派遣法学習会&忘年会
12月15日、今年最後の交流会では、最初に派遣法についての学習会を行いました。マスコミの取材もあってちょっと緊張した雰囲気の中、名取委員長の実に簡単な報告で学習会は始まりました。最初に、派遣法に関わる問題の概容を簡単に説明してもらったあと、個別のケースで参加者が疑問に思う点を出し合い、議論は徐々に盛り上がりました。派遣先でのトラブル、派遣契約内容外の労働、ただ働きのケースなど、様々な事例についてどのような対応が必要かつ有効なのかを話し合いました。また、派遣元との契約の範囲内では、様々な手当や補償が取れることは分かりましたが、現実には「そもそも契約が更新されるかどうか分からないことが不安」などという立場の弱い派遣労働者ならではの悩みにどう答えていけるのか、まだまだこの問題では運動・研究の課題が多いことが痛感されました。
学習会のあと、参加者10数名で忘年会を行いました。忘年会の目玉は、なんと言っても国労留萌闘争団の産直物販のホタテでした。そのまま生で食べたくなるような新鮮なホタテでしたが、今回はバターで焼いてみんなで食べました。さすがに!うまかったです。さらにホタテと並んでうまかったのは、みんなで(?)つくった鍋でした。一部の暴走で食材を買いすぎたということもありましたが、手作り忘年会ならではの楽しさがありました。また、差し入れで頂いた純米酒「天狗舞い」は鍋にぴったりでした。
ユニオンには年末も、次々に相談が寄せられ、新たな争議が起きています。来年も多くの組合員のみなさんの協力で、青年労働者の職場・暮らしをどんどん改善していきたいと思います。
レビュー
おいらがいつも観るのは「社会派もの」「記録映画」「エンタテインメントもの」でございます。ハリウッドものは全っ然観ません。イギリス映画はいいものが多いので好きです。
ここはユニオンなので ☆労働者ものでおもしろい映画☆ を紹介したいと思います。
年末年始だから忙しい、という方が多いと思うので、是非ビデオで!といっても、もう出てるかどうか分かりません、ごめんなさい
『リトル・ダンサー』
これは結構話題になったので、観た方も多いと思います。離婚して父子家庭に育つ男の子が、クラシックバレーに惹かれてその道を目指すんですねぇ。主人公のビリーがかわいい!っていうことで騒がれていましたが、ポイントはそこじゃないんだよぉぉ〜。
父と兄は炭鉱労働者なんだけど、その炭鉱が閉鎖されるってことで組合がストライキしてるの。しかも兄ちゃんは頭らしい。で、ストしてるから収入がないわけですよ。でも父ちゃんは息子(弟)の夢を叶えさせたくて、ストを破るんですねぇ。そこで葛藤する父ちゃんの姿が、もう、なんともいえない。
なんで父ちゃんが悩まなきゃいけないんだ!自分の信念をまげなきゃいけないんだ!そもそもサッチャーが労働者いじめの「改革」なんてやったからだろ!!
あら、いけない。最初っからとばしすぎたかしら。おほほほほ。
ぴあで調べたら、もう映画館ではやってないみたい。でもたまにリバイバルやってるので、チェックしてみてください。
もう二つくらい書こうかと思ったけど、ネタがなくなるので、今日はこのへんで。