30代までなら 誰でもひとりでも入れる

4.9 APRIL,2001 No.2

3月20日におこなった労働相談会。午前中は、ほとんど電話が来ませんでしたが、夕方近くになって立て続けに電話が鳴り響きました。20代、30代の人にとっての労働相談は、夕方から夜間にかけて開いた方がいいのかもしれません。
去る3月3日に、東京にある首都圏青年ユニオン事務所にて、ひな祭り交流会を開催しました。ユニオンのメンバーばかりでなく、わたしたちのホームページをみてやってきた人たちもいました。総勢で23名の学習会になったため、事務所では手狭になってしまいました。 講師の佐久間一見さんによる実践的講義は、2時間半にものぼりました。そもそも確定申告とはなにかといった基本的なところから説明していただきましたが、普段の忙しさに忙殺されているせいでしょうか?「すみません。源泉徴収ってなんですか?」といったもっと基本的なところの理解が必要なわたしたちでした。社会保険や税制について、確定申告時期以外にも学習会などを設けたほうが、わたしたちの勉強になるのではないかとの声があがっています。 右面には、この学習会をきっかけに実際に確定申告したメンバーのちくわさん(ハンドルネーム)のレポートを掲載します。
3月にやった学習会で、とっつきにくい確定申告のやり方を教えてもらい、税務署に足を向ける勇気が出て、3月15日の締め切りぎりぎりに行ってきました。私の場合、2ヶ所から収入があり、ひとつの事業所では給料の1割をまるまる所得税として源泉徴収されています。 普通、所得税は、給料から控除(給与所得控除・65万円+基礎控除38万、健康保険料や国民年金も控除の対象になる)を差し引いた分の?割(給料が300万くらいまでだったらみんな1割)ということになっています。国民年金や健康保険を払っていない場合でも、給与所得控除と基礎控除は必ず差し引かれるので、103万円以上から所得税がかかります。 たとえば、私は、だいたい、A事業所から110万円(そこから税金は11万円引かれている)、B事業所から60万円(税金は8千円くらい引かれている)もらっています。ふたつ合わせると、所得は170万円で、すでに払っている税金は11万8千円です。私の場合、年金や健康保険料は払っていないので、控除は給与所得控除と基礎控除だけの103万。そうすると、170万から103万を引いた約70万円にだけ1割の所得税がかかるので、払わなければならない税金は7万円。確定申告をすると、すでに払ってある税金の11万8千円から7万円を引いた約5万円が戻ってくることになります。そのほかに特別減税なんかがあるので、結局6万円近く戻ってくる計算になりました。 普通、フリーターは年金や健康保険の控除は会社がしてくれないので自分でしなければならないようです。ちゃんと保険料を払っている人であれば1万とかそのくらいは戻ってくるようです。それから、給料から1割を取りっぱなしというところがあって、この場合は、103万円までは税金がかからないので、かなりの額が返ってきます。年に100万くらい稼いでいても1割を取りっぱなしという場合だと、10万くらいは帰ってくるという計算になります。お金が戻ってくる場合は、5年はさかのぼってできるということなので、今年し忘れていても、来年に今年の分を申告すれば、お金は戻ってくるので大丈夫。税務署は住んでいるところの管轄の税務署に行かなければいけませんが、書類を書いてポストに置いてくるだけでもOK。青年ユニオンの学習会で書いてしまって、税務署においてくるのでも大丈夫。間違えがあると困るので、一応、初めての人は相談したほうがいいかもしれせん。