11月29日に、ユニオン内に「スターバックスユニオンジャパン」を結成したことを、記者会見にて発表しました。
スタバで働くバリスタやチャレンジパートナー(障がい者雇用)が中心となり、組合を結成し、会社と労働条件や職場環境について、団体交渉を行っています。
主な要求は、賃金の引き上げです。みなさんもよくご存じだと思いますが、スタバには多くのお客さんが訪れます。そのため、従業員はどのポジションにいても過密な業務を行っています。しかし、時給は最低賃金に近く、バリスタの学生アルバイト組合員は時給1170円、チャレンジパートナーは時給1135円で働いています。組合員たちは、この賃金は仕事に見合っていないと考えています。
しかし、会社は団体交渉で、仕事に対して十分な賃金を支払っている旨回答しています。これは、働いている人たちの実感と大きくずれているのではないでしょうか。スタバの根幹を支えているのは店舗労働者たちです。正当な待遇を実現するには、もっと多くの声が必要です。是非ユニオンに声をお寄せください。
労働相談フォーム
なお、要求は多岐にわたります。レジに椅子を置いてほしい、休憩スペースを広げてほしい(実現しました!)、働くときの服装を自由化してほしい、留学時の休職制度をつくってほしいなどなど、様々です。多くの人が安心して働ける職場を作っていきましょう。スタバでの改善は飲食業界全体の改善につながります。
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