【SESフロンティア詐欺事件】会社がスラップ訴訟起こすも裁判所から「取り下げ勧告」
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労働組合SESユニオン
(首都圏青年ユニオンSES分会)
ブログ記事
設立の経緯
ここ最近、SESという事業形態が広がっています。SESとはシステムエンジニアリングサービス契約の略称で、雇ったSEを客先企業に送り込むことで利益をあげる事業形態です。
2024年7月、SES企業「フロンティア」を被告とする裁判の判決が下され、原告の勝訴が言い渡されました。この事件は、被告企業が、SE未経験者を募集して自社のプログラミングスクールを数十万円で受講させる、スクールと称して経歴を詐称させてシステム開発の現場に送り込む、給料から違法天引きするなど、悪質な行為を繰り返していたもので、組合に10件以上の相談が寄せられ、うち3名が訴訟を提起したものです。判決後にも他の被害者から相談が続いています。
この背景には、被告企業の問題のみならず、人手不足や多重下請け構造、脱法的な派遣事業の横行業界全体の問題が潜んでいると考えられます。そこでこの度、SES事業の適正化によってIT業界全体の改善を図るため、『SESユニオン』を立ち上げました。同種の詐欺被害に遭った方や、その他労働問題、契約問題を抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、SES業界は労働組合のない産業です。現状問題を抱えていない方でも、職場に労働組合を結成したい方はぜひご連絡ください。
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