スシロー・都労委事件で勝利的和解!
- 3 日前
- 読了時間: 3分
この度、2026年7月28日に、当組合の回転寿司分会(回転寿司ユニオン)と、㈱あきんどスシローとの東京都労働委員会における紛争が和解終了しましたので、お知らせします。同社とは2022年から労使交渉を続けており、毎年春闘の時期にはストライキやその他争議行為を構えた賃金交渉を行っています。
その春闘交渉における会社の姿勢や、組合の争議行為に対する会社の対応が、労働組合の権利を侵害する行為(不当労働行為)であるとして、昨年4月に東京都労働委員会に救済を申し立てました。
1年強にわたって争いを続けてきましたが、労働委員会において和解協議が設けられ、組合、会社ともに前向きな姿勢を見せ、今後建設的な労使関係を築いていくうえで重要となる和解が成立しました。組合が求めていたことが一定受け入れられ、勝利的な和解と言えます。
詳しくは、【和解に関する声明】をご確認ください。
とりわけ以下の点は、大きな前進であると考えています。
・基本時給は店舗の経営収支状況を考慮せず、周辺時給と人員充足状況によって決定する
=一社一店舗の経営状況に左右されず、業界相場に則った時給額が設定される
・上乗せとなる調整時間給のルールを組合とも協議のうえ策定する
・要求の相当性に応じて、各店舗を担当する営業課長を、組合との交渉に出席させる
8月7日には司法記者クラブにおいて記者会見を開きました。以下の通り、報道されております。
この和解のうえに交渉を重ね、引き続き、回転寿司産業に働くみなさんの待遇改善のために奮闘していく所存です。是非、働くみなさんは、組合への加入をご検討ください。
以上
【回転寿司ユニオンへの加入について】
労働相談→回転寿司ユニオン 労働相談フォーム
加入案内→組合加入について | 回転寿司ユニオン
【回転寿司ユニオンの背景】
2022年に結成した産業別単一労働組合(業種別ユニオン)。全国の回転寿司産業ならびに関連産業で働く労働者を加入対象としています。正規か非正規か、学生か否か、短時間か否かは問わません。現在は4社約30店舗、80人の組合員が所属しています。
回転寿司業界は、スシロー、はま寿司、くら寿司など大手企業による寡占状態にあるが、業界団体は設けられておらず、飲食業界のなかでも企業間の競争が激しい業態です。その中身も、寿司の価格競争、同じ地域に出店し合って客を取り合う出店競争(立地競争)、仕入れ競争、そして人件費削減のための省力化競争と、多方面にわたっています。
このような企業同士の熾烈な競争のもとで人件費を最小限に抑えることを経営方針とする企業が多い。従業員の賃金は最低賃金と近い低賃金であるうえ、従業員のうち90%前後をパート・アルバイトとして雇われ、そのほとんどが労働時間が不安定なシフト制の雇用です。
近年は、店舗の自動化が進み、人員削減によって現場の労働強度が高まり、仕事がきついと短期で退職する人も増えています。物価高騰による影響も大きく、業界で長期間働いて生活していく展望が持ちづらいことは、業界の深刻な問題です。
回転寿司ユニオンは、こうした業界を、労働組合によって改善することを目指して結成した。企業間の競争によって労働条件や職場環境、仕事の負荷が左右されないよう、企業横断的なルール(業界全体に適用されるルール)づくりを目指しています。



コメント