【街宣車でスピーチ①】コントロールテクノロジーとの労働紛争、これまでとこれから
- 2 日前
- 読了時間: 5分
30万社以上が利用しているとされる予約システムRESERVA。
その開発・運営を手がける会社「コントロールテクノロジー」と今年3月から争っており、現在は会社前で街宣車を投入した宣伝行動を行うまでに至っています。
同社は、団体交渉中であるにもかかわらず、組合員に根拠のない休職命令を出し、復職を拒否し、そして休職期間満了の退職に追い込むなど、労働者・労働組合の権利を踏みにじるような行為を繰り返しており、それに対する緊急の抗議行動となりました。
今回は、紛争の経過を振り返りながら、当日の話やこれからの展望を記述します。
【経緯】
2026年2月下旬
私は、首都圏青年ユニオンの組合員になりました。
コントロールテクノロジーでは、怒鳴られたり、場当たり的な異動を命じられたり、賞与を大きくカットされたりといった扱いを会社から受けていたので、団体交渉で改善したいと思い、組合に入りました。
2026年3月13日
適応障害の症状悪化防止のため、業務調整を求める診断書を会社に提出しました。
通勤しながら治療していくことを医師と合意している旨を話しても、会社は休職を命令しようとしました。
明らかに業務調整の余地があり、本人が労務提供意志を示していたにもかかわらず休職を強制しようとした圧力はとても恐ろしいものでした。
私は休職が必要かどうか医師に確認をしてくることを会社に伝えました。
2026年3月16日
私が出社しようと、ビルのエントランスにあるセキュリティゲートを通ろうとしたところ、カードキーが反応せず、締め出されてしまいました。
途方にくれて会社に連絡したところ、休職になっているから入れないということを知りました。
ここから、3ヵ月にわたる休職期間が始まりました。
ちなみに、私自身もかかりつけ医も「就労可能」と考えていたため傷病手当金は申請できず、休職中の賃金は0円ですので、以降は預金を切り崩し、大切にしていたものを売ってかろうじて生き延びる地獄のサバイバル期間となります。
詳細は以前の記事に記載しています。
2026年4月16日
第1回団体交渉を実施しました。
休職命令の撤回や私物の返却を求めましたが、ゼロ回答でした。
詳細は以前書いた記事をご確認ください。
2026年4月17日
会社の新入生歓迎会のホテルロビーで組合活動を実施しました。
自作のカードを配布したり、休職命令の経緯などを現役社員に伝えました。
途中で恐ろしい目にも遭いました。良かったら下記から確認してみてください。
2026年5月15日
第2回団体交渉を実施しました。
就業規則の交付や休職命令の撤回、金銭補償を求めました。
しかし、いずれもゼロ回答でした。
2026年5月末
休職命令の後に就業規則が見られなかったことについて、会社に労働基準監督署から指導が入りました。
コントロールテクノロジーの歪な状況が一部、行政の目にも届きました。
2026年6月1日
第3回団体交渉を実施しました。
休職命令の撤回とともに、私が在職中に受けた不利益、4月17日に受けた暴力行為についての説明を求めました。
しかし会社はろくに調査もせず、私の受けた不利益はなかったという旨の主張さえ出てきました。
会社は一方的に不誠実な態度を取り続けていますが、私たちは誠実に会社が指定した復職手続きの手順である「医師の診断書(復職可能な旨が記載されている)」を提出しました。また、6月11日には会社が指定する医師との面談にも取り組みました。
2026年6月8日
社前行動を実施しました。
初めてのマイクに緊張しましたが、全力で会社の前でスピーチできました。当日参加された組合の皆様、改めてこの場でも感謝申し上げます。
なお、当日会社は要請書の手渡しを拒否し、私物返還に関する「警察」からの連絡・呼び出しをも無視するという前代未聞の行動にでました。
労働者や労働組合への敵意とコンプライアンス意識の低さがうかがい知れました。

2026年6月13日
第4回団体交渉を実施しました。
会社指定医師からの復職不可という判断を伝えられるも、その医学的根拠は、こちらが要求しても一切示されませんでした。
2026年6月15日
会社から、休職期間満了に伴い退職となったことを伝えられました。
明らかに会社が復職を拒否した形にも関わらず、離職理由は自己都合退職となっていました。
2026年7月29日
品川駅街宣を実施しました。
コントロールテクノロジーに出社する社員に向けて、私の現状や休職命令の是非を問うスピーチを精一杯行いました。
品川駅前の広場ということもあり、多くの人がチラシまで受け取ってくれました。
中には、演説を通しで聞いてくださった熱心な方もいました。
多くの社員の心に、問題意識が目覚めたのではないかと思います。
厳しい日差しの中、協力してくださった組合員の皆様に心より感謝申し上げます。

【これから】
勝手に休職を命令し、勝手に復職を拒否して退職させる...労働者の生活を破壊するこのような手口が許されて良いはずがありません。
労働への負荷が高まっている昨今では、精神的な不調から業務の調整や休職を考える人も増加しています。このような手口の犠牲者が増えないように、また、より多くの人にこの問題を認知してもらえるように、私たちはこれまでの歩みを止めず、これからも邁進していきたいと考えています。
もし、私と同じ状況になっている方がいましたら、この記録がその状況を変える一助になれることを願っています。


コメント